銘柄もラベルも度数も厳ついのが多い芋焼酎。
酒臭いと言われる、独特の香りが苦手な人も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、ビールやジャパニーズクラフトジンなど、苦みやアルコール臭の奥にある旨味に気づいたのは、お酒を飲み始めた最近のこと。
前々から芋焼酎に興味があったんですけど、どれから飲み始めればいいか分からなかったんですよね……。
ここで、選択をミスったら苦手意識が芽生えてしまう。
そんなことを考えながら探していて、辿り着いたのがdaiyameでした。
芋焼酎としては変わり種。
しかし、固定観念を覆してくれるインパクトの強さ、そして美味しさがあったので、この記事ではdaiyameを紹介したいと思います。
芋焼酎「だいやめ~daiyame~」の特徴
だいやめ(だれやめ)という言葉は、鹿児島の方言で「晩酌して疲れを癒す」という意味があるそうです。
だれが疲れ、やめが止める。
それが晩酌を意味するんだとか。
独自の熟成法で香りを引き出したさつまいも「香熟芋」を使用したことで、ライチのようなフルーティーで甘い香りを再現しています。
だいやめのメーカーは濱田酒造
だいやめを飲んだ感想・レビュー
期待に胸を躍らせながら、開封した瞬間の香りがライチそのもので、本当に驚きました。
ライチの『ような』という宣伝文句。
酒飲み特有の過剰な表現だと思っていたんですけど、これは本物でした。
後味や鼻に抜ける香りが、ライチ味のお酒『toromelt』にそっくりでした。
隠す必要が無いオシャレなボトル
多くて1日2杯、週1回飲むかどうかの自分は、720mlの小瓶でも飲み切るまでに3ヵ月はかかります。
ですから、お酒を購入する際にはなるべく、部屋にあっても違和感のないオシャレなボトルを探すんですけど、daiyameはまるでワインのようなカッコよさでした。
公式がおすすめするソーダ割り
公式サイトではだいやめハイボールとして紹介されている炭酸割り。
味が濃い、脂っこい料理との相性がよく、爽やかな飲み心地が食事を楽しくさせます。
華やかな香りからは想像できない、キレの良さ。
しっかりと苦みの美味しさを感じながら、ほのかな甘みを楽しめます。
料理と合わせるなら、焼酎と炭酸の割合を淡くして。
食後のデザートと合わせるなら、濃いめに。
お酒初心者や女性でも楽しめる希少な芋焼酎だと思います。
お湯割りならKAIDO YAKI IMO
冬は焼酎のお湯割りが美味しい季節。
daiyameは炭酸割り推奨なので、どちらかといえば夏向けのお酒。
その点で言うと、お湯割り割りを推奨されている芋焼酎・KAIDO YAKIIMOがdaiyameと同じく濱田酒造から販売されています。
興味がある方は、ぜひこちらも飲んでみてください。
まとめ
本格芋焼酎派の方が飲んで満足できるかは分かりませんが、お酒初心者の自分に、無くなったらまたリピートしたいと思わせるには充分美味しい芋焼酎でした。
これ、ライチのお酒だよ。
って何も知らない人に飲ませたら、絶対に騙せるくらい香りの質が高いお酒です。
興味があるなら、ぜひ一度飲んでみてください。